生理痛
生理痛は、ホルモンバランスの乱れや血行不良が原因で引き起こされます。ホルモンバランスを整え、骨盤内臓器の血流を良くしていくことで、薬に頼らず根本から改善することができます。また、鍼だけではなくお灸なども使用し、身体を温めます。

こんなお悩みを解消
- 毎月の痛みがしんどい
- 仕事や学校に行けないほどの激痛
- 生理痛で一日中寝ている日がある
- お腹だけではなく腰痛や頭痛も伴う
- 毎月痛み止めを飲んでなんとか乗り切っている
原因について

生理痛にはいくつかの原因があります。
①プロスタグランジンの過剰な分泌
プロスタグランジンとは子宮の筋肉を収縮させるホルモンです。生理のときはこのプロスタグランジンが分泌され、子宮を収縮させ子宮内膜がはがれるときの出血(経血)をスムーズに体外に出すという役割をしています。しかし、このプロスタグランジンが過剰に分泌されてしまうと子宮筋が過剰に働き陣痛のような痛みを引き起こしてしまいます。
②冷え・運動不足
体が冷えたり、運動不足になったりすることで血液の循環が悪くなります。特に腰から下肢にかけての血液循環が低下すると、プロスタグランジンも骨盤内に滞り、痛みが強くなるのです。
③ストレスや生活習慣によるホルモンバランスの乱れ
ストレス、不規則な生活などが原因となり、ホルモンの分泌が不安定になったり血流が悪くなったりし、生理痛となることがあります。また、生活環境の変化など、精神的なストレスが生理と重なると、それが原因となり痛みを強く感じることもあります。
施術方法

生理痛では骨盤内臓器の血流を良くするために腰や臀部などを中心に施術します。また、ストレスなどが生理痛を悪化させる原因にもなるので、自律神経のバランスを整えるために首や肩・背中にも施術をすることが多いです。

生理痛を訴える方の多くは、足首まわりや腰・お腹などが冷えていることが多くあります。鍼だけでなくお灸も使いながら、冷えた身体を芯から温め、骨盤まわりの筋肉に柔軟性が出てくると生理痛が改善しやすくなります。