- 地面がふわふわした感じがする
- 雲の上を歩いているみたい
- 毎年、春が近づくと“めまい”に悩まされる
季節の変わり目には、こういった症状がよく見られます。
今の時期は朝晩の寒暖差が大きくなり、自律神経が乱れやすくなるので『めまい』などの症状が出やすいです。
今回のブログでは、この時期に起こる『ふわふわめまい』の原因とセルフケアについて解説していきます。
季節の変わり目に『ふわふわめまい』が起こる原因

季節の変わり目に増える『ふわふわめまい』の多くは自律神経の乱れが関係しています。
特に春の始まりは、寒暖差・湿度・気圧などが変化しやすい時期です。東洋医学でも、季節や気圧の変化は体のバランスが崩れると考えられています。
この変化に対応するために、体は体温調節をしたり血流のバランスを取ったりします。しかし、環境の変化が大きすぎると体の適応力が追い付きません。
すると、自律神経が乱れ脳への血流が低下することで、『ふわふわめまい』を引き起こしてしまうのです。
危険な“めまい”もある!病院へ行くか迷った時の判断ポイント

めまいがしたときに、最も注意しなければいけないことは、命にかかわるような重篤な病気が隠れていないかということです。
ここでは、“危険なめまい”を見極めるポイントを見ていきましょう。
- 激しい頭痛がある
- 呂律がまわらない
- 手や足に力が入らない
- 物がぼやけたり二重に見える
- 飲み物が口からこぼれたりする
- 手足が痺れたり、感覚が麻痺している
このような症状が一つでもあれば、“危険なめまい”の可能性が高いと考えられます。直ちに、病院を受診しましょう。
季節の変わり目に増える『ふわふわめまい』のセルフケア

ふわふわめまいの原因の多くは、“首コリ”による血流の滞りと自律神経の乱れです。ここでは、「セルフケア」をご紹介します。
生活習慣を見直す

自律神経が乱れる原因は、ストレスや不規則な生活習慣、食生活の偏りなど、日々の暮らしの中に潜んでいます。
日々の過ごし方をほんの少し変えることや、自分自身の身体を少し気にかけてあげるだけで、自律神経のバランスが改善される可能性もあります。
そこで大切になるのが、基本的な生活習慣を整えることです。特に「睡眠」「食事」「運動」の3つは、自律神経のバランスを整える上で欠かせない要素です。
入浴

入浴は、めまいの症状の原因となりやすい血流の滞り・身体の緊張・心身の疲労をとる効果があります。
忙しいとシャワーで済ませる人も多いですが、シャワーのみでは身体を芯から温めることが出来ず、身体のコリはほぐれません。しかし、お湯に入ることで水の浮力で体の体重の負担が軽減され、筋肉のコリがほぐれやすくなります。また、リンパ液の流れがよくなって、老廃物や疲労物質の排出も促されます。
入浴のポイントとして、お湯の温度は、副交感神経が優位になりやすい38~40℃のややぬるめのお湯が最適です。
適度な運動

適度な運動は自律神経のバランスを整えるために効果的です。
運動というとランニングや筋トレなど激しいものを想像する方も多いですが、軽めのウォーキングやヨガ、ストレッチなど、無理なく続けられる運動がおすすめです。
運動により交感神経が一時的に高まりますが、運動後は副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。また、セロトニンの分泌を促し、ストレス解消にも繋がります。
運動後には、気分がスッキリとするのを感じられるはずです。
天然塩を摂る

「塩分の摂りすぎは体に悪い」「高血圧になる」「浮腫みやすくなる」
皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
日本では、「減塩」がブームとなっており、味噌や醤油も減塩を謳った商品がたくさんあります。世の中に数多く出回っている精製された食塩の摂りすぎは、体に悪影響を及ぼすのは確かです。
しかし、天然塩は積極的に摂ることをオススメします。天然塩は、ミネラルやマグネシウムが豊富に含まれており、天然のサプリメントと言っても良いくらいです。
塩分の不足は、身体のミネラルバランスを崩す要因となり、自律神経や心の状態を不安定にさせます。すると、めまいをはじめ、冷えや貧血・頭痛・耳鳴り・内臓の不調などの身体の不調はもちろんのこと、些細な出来事でも過剰に捉えるなど、心が不安定となりストレスを大きく感じてしまうのです。
悪者と思われがちな“塩”ですが、塩は私たちの身体に必要不可欠なものです。
良い塩を摂取して、体の中から整えていきましょう。
ツボ押し

『ふわふわめまい』にはツボ押しも効果的です。
風池(ふうち)は、首のうしろ、髪の生えぎわの少し上にあるツボです。耳の後ろにある出っ張った骨(乳様突起)から、指2本分ほど内側に入ったところで、少しくぼんだ場所にあります。左右両側にあり、押すと「じんわり痛気持ちいい」と感じるポイントです。
風池(ふうち)は、めまいの原因となる筋肉が重なりあう場所に位置し、緩めてあげることで“めまい”の改善や予防にもなります。
『ふわふわめまい』には鍼が効果的

季節の変わり目に増える『ふわふわめまい』は、“首コリ”による自律神経の乱れや血行不良が原因です。
めまいを引き起こす“首のコリ”は、首の表面ではなく奥深くにあり、マッサージなどでは中々改善しません。マッサージでは届かないコリに対し、鍼を使い直接刺激を入れコリを緩めていきます。
そして、耳や脳への血流を促し、自律神経の働きを整えることで、『ふわふわめまい』を改善していきます。
『ふわふわめまい』を起こさない体質を目指そう

季節の変わり目は、『ふわふわめまい』に限らず様々な不調が出やすい時期です。
しかし、季節の変わり目に不調がでてしまうということは、季節の変化に対応できない体質になっているとも言えますね。
人間は本来、季節に対応できる力を備えています。それが、ストレスや生活習慣の乱れの積み重ねにより自律神経のバランスが崩れたり、免疫力が落ちたりすることで環境の変化に対応できない体になってしまったのです。
また、『ふわふわめまい』を薬で抑える方もいますが、薬は一時的に症状を抑えるものであって、根本的な解決をするものではありません。
「季節の変わり目だから仕方ない。」と考えてしまいがちですが、体質を改善することで環境の変化にもうまく対応できるようになり症状に悩まされなくなります。
まとめ

季節の変わり目に増える『ふわふわめまい』は、体が環境の変化に対応しようとするための反応です。
しかし、逆に言えば「環境の変化に対応しきれていない」とも言えます。
まずは、無理をせず、生活リズムを整え、栄養と睡眠をしっかりとることが大切ですが、体質の改善を目指すことで不調に悩まされなくなります。
季節の変わり目の不調を軽くして、春を心地よく過ごしましょう!

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