原因の分からない“ふわふわめまい”に悩まされていませんか?
ふわふわめまいは、季節の変わり目や気圧の変化が大きい時期、ストレスや過労が重なると感じやすくなる症状です。
- ふわふわめまいが頻繁に起こる
- 地に足がついていないような感覚がある
- 雲の上を歩いているようなふわふわとした感覚が常にある
- 病院で検査をしたが「異常なし」と言われ途方に暮れている
そんなお悩みを持った方へ書きました、ぜひ、参考にしてください。
ふわふわめまいとは?

めまいと言っても、種類は様々で症状も人によって異なります。ここでは、大きく分けて3つの種類のめまいを紹介します。
- 周囲が回転しているように感じる「回転性めまい」
- 体が揺れている、傾いているように感じる「動揺性めまい」
- ふわふわと浮いているような、地に足がついていないような感覚の「浮動性めまい」
ふわふわめまいは、「浮動性めまい」に当たり、立ち上がったときや歩行中、静止時などに不安定感を感じるめまいです。また、ぐるぐる回るような「回転性めまい」とは異なり、体の中で感じるふらつきが特徴でもあります。一時的なもので軽く見られがちですが、放置していると慢性的になり何年も症状が続くこともあります。日常生活に支障をきたすこともあるので、早めの対処が大切です。
ふわふわめまいの原因は?

ふわふわめまいの原因は、自律神経が関係している場合が多いです。
環境の変化や過度な疲労、生活習慣の乱れなど、心当たりはありませんか?体にかかるストレスにより交感神経の興奮状態が続くと、自律神経は乱れやすく“ふわふわめまい”の原因となります。症状が軽ければ、日々の過ごし方をほんの少し変えることや、自分自身の身体を少し気にかけてあげるだけで、自律神経のバランスが改善される可能性もあります。
ただし、症状が強くなる・長引くなどの場合は自己判断せずに、医師の診察を受けましょう。
ふわふわめまいの原因 実は“首コリ”にある

ふわふわめまいの原因は、実は“首コリ”にあります。特に、後頭部から首の境(後頭下筋群)にできるコリが大きな原因となっています。
後頭下筋群は首の奥深くにある小さな筋肉の集まりで、これらが緊張することで耳や脳に充分な酸素や栄養が行き渡らず、ふわふわとした感覚を引き起こすのです。また、後頭下筋群にできるコリは、自律神経の中枢がある脳幹(視床下部)を圧迫します。すると、交感神経を過緊張状態にしてしまい更に体が緊張しやすくなりコリを作る、という負の連鎖も引き起こします。
まずは、根本原因である首コリを改善することが、ふわふわめまいを改善することに繋がるのです。
ふわふわめまい『今日からできるセルフケア』

ふわふわめまいの原因の多くは、“首コリ”による血流の滞りと自律神経の乱れです。
ここでは、自宅でもできる簡単な「セルフケア」を紹介します。
いつでもどこでもできるツボ押し

ツボ押しは、道具を使わず手軽に行えるセルフケアのひとつで、ちょっとした隙間時間にも取り入れやすいのが特徴です。
ここでは、代表的なツボの位置と押し方のポイントを見ていきましょう。
百会(ひゃくえ)・風池(ふうち)

天柱(てんちゅう)

外関(がいかん)

太衝(たいしょう)

ツボ押しのポイント
- 「痛気持ちいい」と感じる強さで5〜10秒、息を吐きながらゆっくり押す
- 左右・両側を各3〜5回を目安に行う
- 毎日少しずつ続ける(合計3〜5分程度)
1日数分のお灸タイム

先にご紹介した外関・太衝などのツボは、めまいの治療にもよく使われます。
ツボにお灸をすると、ストレスなどによる影響で乱れた自律神経の働きが整います。自律神経の働きが整うことで、ふわふわめまいの改善に繋がります。
天然塩を摂る

「塩分の摂りすぎは体に悪い」「高血圧になる」「浮腫みやすくなる」
皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?日本では、「減塩」がブームとなっており、味噌や醤油も減塩を謳った商品がたくさんあります。
世の中に数多く出回っている精製された食塩の摂りすぎは、体に悪影響を及ぼすのは確かです。しかし、天然塩は積極的に摂ることをオススメします。
天然塩は、ミネラルやマグネシウムが豊富に含まれており、天然のサプリメントと言っても良いくらいです。
塩分の不足は、身体のミネラルバランスを崩す要因となり、自律神経や心の状態を不安定にさせます。すると、めまいをはじめ、冷えや貧血・頭痛・耳鳴り・内臓の不調などの身体の不調はもちろんのこと、些細な出来事でも過剰に捉えるなど、心が不安定となりストレスを大きく感じてしまうのです。
悪者と思われがちな“塩”ですが、塩は私たちの身体に必要不可欠なものです。良い塩を摂取して、体の中から整えていきましょう。
入浴で身体をしっかり温める

入浴は身体を芯から温めることができます。そして、めまいの症状の原因となりやすい血流の滞り・身体の緊張・心身の疲労をとる効果があります。忙しいとシャワーで済ませる人も多いですが、シャワーのみでは身体を芯から温めることが出来ず、身体のコリはほぐれません。しかし、お湯に入ることで水の浮力で体の体重の負担が軽減され、筋肉のコリがほぐれやすくなります。また、リンパ液の流れがよくなって、老廃物や疲労物質の排出も促されます。
入浴のポイントとして、お湯の温度は、副交感神経が優位になりやすい38~40℃のややぬるめのお湯が最適です。血管が拡張し、筋肉のこりもほぐれてきます。
生活習慣を見直す

私たちの日常は、目に見えない習慣の繰り返しで作られています。しかし、忙しい毎日を送る中で、その習慣が本当に自分の健康や幸せに繋がっているかを見直す時間はほとんどないと言ってもよいでしょう。
長時間のデスクワーク、栄養の偏った食事、運動不足など、これらが積み重なることで、心身の不調へとつながります。小さな習慣の積み重ねが、“めまい”を引き起こすこともあるのです。まずは、食事・睡眠・運動の3つの見直しから始めてみましょう。簡単ですが、下記のチェック項目で生活習慣を振り返ってみてください。
- 朝食は摂っていますか?
- 主食(ごはんなど)、副菜(野菜・いも・海藻・きのこなど)、主菜(魚・肉・卵・大豆・大豆製品など)を中心に、バランスの良い食事をしていますか?
- 加工食品や外食などが多く、栄養が偏っていませんか?
- 寝る前にスマホなどの電子機器に触れていませんか?
- 朝陽を浴びていますか?
- 最近、運動はいつしましたか?
日々の忙しさに追われがちな私たちですが、健康的な生活習慣を身につけることが今後の健康を大きく左右します。
まずは、「基本的な生活習慣を見直す」ここから始めてみてください。
ふわふわめまいは鍼で治せる

慢性的なふわふわめまいでは、セルフケアのみの改善が難しい場合もあります。また、病院へ行って検査を受けたが「異常なし」と言われると、「もうこのまま治らないのではないか・・・」と不安になるかと思います。
しかし、そんなめまいには「鍼治療」が効果を発揮します。
ふわふわめまいの多くの原因は、“首コリ”による自律神経の乱れや血行不良と説明しました。めまいを引き起こす“コリ”は、首の奥深くにあり、マッサージなどでは中々改善しません。マッサージでは届かないコリに対し、鍼を使い直接刺激を入れコリを緩めていきます。そして、耳や脳への血流を促し、自律神経の働きを整えることでふわふわめまいを改善していきます。
まとめ

ふわふわめまいのセルフケアとして紹介した、ツボ押しやお灸、天然塩の摂取などは自宅で手軽に試せる方法のひとつです。ぜひ、セルフケアを上手に取り入れてみてください。
また、ふわふわめまいには、「鍼治療」が効果的です。自律神経や血流の調整など、めまいの原因に直接アプローチすることができるのが鍼の強みです。セルフケアや生活習慣の見直しとに共に、鍼治療も選択肢の一つとすると良いでしょう。
「もう治らないのではないか・・・」と諦めている人にこそ、鍼治療をオススメしたいです。
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