- 頻繁に頭痛に悩まされる
- 頭痛で一日中寝込むことがある
- 最近薬を飲んでも効かなくなってきた
病院に行っても異常はないけれど、このような頑固な頭痛に悩んでいる方は多いです。
症状がひどくなれば、仕事に行けなくなるなど生活に支障をきたすこともありますね。
今回のブログでは、慢性的な頭痛の原因について解説していきます!
頭痛が起こる主な原因とは?

「頭痛」というのは、脳そのものが痛いのではなく、筋肉・血管・神経・硬膜・骨膜などの組織が圧迫されたり、引っ張られたり、炎症を起こしたりした時に、それが痛みとなって現れます。
ここでは、頭痛が起きる主な原因をみていきましょう。
後頭下筋群の緊張

後頭下筋群とは、後頭部にある筋肉(大後頭直筋・小後頭直筋・上頭斜筋・下頭斜筋)の総称です。
小さな筋肉の集まりで、頭を色々な方向に動かしたり傾けたりするなど、繊細な動きを担っています。
スマホやパソコンを長時間使ってると、首が疲れてきたり、重くなってきたりしますよね。誰しも経験したことがあると思います。これが、いわゆる『後頭下筋群の緊張』です。
このように後頭下筋群が緊張する(硬くなる)ことで、後頭部の感覚を支配している神経(大後頭神経や小後頭神経)が圧迫され頭痛が起こると言われています。
硬膜(脳をつつむ膜)の緊張

頭痛の大きな原因のひとつに、硬膜(脳をつつむ膜)の緊張も考えられます。
硬膜とは脳から脊髄(背骨の中の神経)、最終的に仙骨までの全体を包んでいる膜です。
お尻や腰まわりの緊張が、頭部の硬膜を引っ張り痛みを起こすこともあります。
つまり、頭だけの問題ではなく骨盤まわりの緊張が頭痛の引き金となることもあるのです。
老廃物の蓄積

脳に老廃物が溜まることでも頭痛は引き起こされます。
頭の中には、『脳脊髄液』という脳と頭蓋骨の間を満たす透明な液体があります。
脳脊髄液は、外部からの衝撃を和らげたり、血管や神経が圧迫されるのを防いだり、老廃物の回収や排出をしたりと大切な役割を担っています。
ここで注目したいのが、『老廃物の回収と排出』についてです。
脳の老廃物を回収した脳脊髄液は、頭部の外に出るために血管(静脈)に吸収され心臓へ戻ります。
その血管(静脈)は硬膜(脳をつつむ膜)のなかにあり、、様々な原因により硬膜(脳をつつむ膜)が緊張することで血流が悪くなり、脳脊髄液が詰まるような状態になってしまうのです。
すると、脳のなかは老廃物を集めた脳脊髄液が溜まったような状態となり、脳が圧迫され頭痛が引き起こされます。
頭痛薬は「痛み」を麻痺させるだけ!?

頭痛薬は、『痛みの原因』を取り除くものではありません。
できるのは、『痛みを感じなくすること』です。つまり、『痛みを麻痺させる』と言っていいかもしれません。
「薬物乱用頭痛(MOH)」という頭痛薬を飲みすぎることで悪化する頭痛も最近では問題となっています。
「どうしても仕事に行かなければいけない!」
「今日だけは休めない!」
そんな時もあるので、絶対に使わない!というのは難しかもしれません。
しかし、頭痛薬の使い過ぎには注意が必要です。
頭痛薬で痛みを感じなくなるのはなぜ?

ここでは、頭痛薬で痛みを感じなくなるメカニズムを簡単に解説します。
頭痛薬は末梢で痛みを止める

頭痛を直接引き起こすのは、『ブラジキニン』という体内の発痛物質です。その痛みを感じやすくする物質に、同じく体内にある『プロスタグランジン』というものがあります。
頭痛薬(非ステロイド性抗炎症薬)では、この『プロスタグランジン』の生成を抑えることで、痛みを感じづらくします。
頭痛薬は脳の血管を収縮させる

脳の血管が拡張し、そのまわりを走る三叉神経が刺激されることで頭痛が起こることもあります。
頭痛薬は、この血管の過剰な拡張を抑えることで痛みを防ぎます。
まとめ

今回のブログは、
「薬で頭痛が治るわけではない!」というお話でした。
薬を飲んでも痛みを繰り返すのは原因を解決していないから。
頭痛に悩んでいる方も多いので、参考にしてもらえればと思います。

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